和歌山ラーメン「中華そば」のお供「なれ寿司」・「めはり寿司」おまけは「小鯛すずめ寿司」
今週のお題「寿司」です。
お祝いでは、ちらし寿司をよく作りましたが…
和歌山在住の私は、おばあちゃんによく作って貰ったのが「めはり寿司」と「さば寿司」「小鯛すずめ寿司」です。
それから和歌山のご当地ラーメンのお供「なれ寿司」です。
「さば寿司」と「なれ寿司」は共に鯖を使ったものですが一緒のものだと思われがちですが微妙に違います。
あくまで、私の意見です。
「小鯛すずめ寿司」は、地元企業「水了軒」さんが作っています。
私が子供の頃はJR和歌山の近くに店舗があり、お土産として買って来てくれたのです。
名前に「鯛」が入っているので高級な感じがしました。
そして、始めての妊娠の時、悪阻でなにも食べられなかった時、何故か急に「小鯛すずめ寿司」が食べたくなるのでした。
当時の旦那(今は離婚)が慌てて買いに行ってくれました。
「小鯛すずめ寿司」を見ると辛かった悪阻を思い出します。
「めはり寿司」は大きく目を見開きながら目を張って食べるのでこの名がついたと言われます。
現在は小ぶりのものが市販されていますが、おばあちゃんに作って貰ったものは、当時、小学校低学年でしたので、手のひらより大きかったのを覚えています。
それに、堅めに握っているせいもありまさに、目を見開いて食べる「めはり寿司」でした。
具は勿論、高菜の小口切りで、今のようにアレンジした鮭や昆布などではありませんでした。
しかも、高菜は古漬けなので多少の酸味もありました。
子供の頃は酸味が苦手でしたが、今は古漬けの高菜の「めはり寿司」が大好きです。
「さば寿司」は、新鮮な鯖が手に入った時作ってくれました。
1匹の鯖を半分は「さば寿司」半分は「なれ寿司」にしてくれたのです。
先程も書きましたが、地元では「さば寿司」と「なれ寿司」は微妙に違います。
Googleなどで検索すると同じ扱いになってます。
「さば寿司」は鯖を〆鯖にしています。
表面を炙ったりしたものもあります。
少し炙ると鯖の脂が出て美味しかったです。
「なれ寿司」は鯖を長時間つけ込んで発酵させたものです。
そして、「なれ寿司」は和歌山ラーメン「中華そば」のお供です。
「中華そば」屋さんにいくと、「なれ寿司」と「ゆで卵」が置いてあるのが定番です。
「なれ寿司」は酢飯のお酢がしっかり効いています。
子供の頃は、酸っぱ過ぎてあまり好きではありませんでした。
今はこの酸っぱさが「中華そば」によく合います。
和歌山にお越しの際は、和歌山ラーメン「中華そば」と「なれ寿司」を是非、一緒に召し上がってください。
私にとって「お寿司」はおばあちゃんの思い出です。
そして、今は子育ての思い出が回転寿司です。
子供3人見ながらの回転寿司は何を食べたのかわからない位大変でした。
ゆっくり味わえるようになった今ですが、あの子育ての忙しい中食べた回転寿司の方が美味しかった気がします。
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