「あんなこと、そんなこと、どんなこと」「あっちってどっち?」「どっちってそっち」
雑談はとても大切です。
コンビニ店員さんが不審者を見つける方法に「雑談」とネットに書いてました
雑談は商売柄、お手の物です。
雑談とは、様々な内容のことを気軽に話すこと。とりとめもない話。
小さな居酒屋では、始めて来るお客様との雑談は大切になります。
これからどんな話をすれば喜んでくれるのか雑談しながら探ります。
まさか、年齢は?ご職業?お住まいは?などと直接聞くのも変なので、別に聞いてもいいでしょうが、身元調査みたいになるのでしません。
来られて最初に聞くのが、お近くですか?です。
小さな居酒屋はご近所さんが多いですが、たまたま通ったや知り合い又は知り合いの紹介が多いです。
ご近所さんなら、「うん!あっち!」と指差しをされます。
実に「あっち」「こっち」「そっち」が多い。
「どっちやねん」とツッコミたくなります。
負けずに私も「そっち」と答えます。
そこから始まるのが毎回「そっちってどっち」「あっちってどっち」「あっちってこっちよ」「そうなん。そっち」
で、「あんなことこんなことしてたの」「こんなことってどんなこと」「どんなことってあんなこと」もう「あんな」「そんな」「こんな」ばかりの会話で笑っておます。
これが、前座の話しになります。
まだまだ
「あんな」「そんな」「こんな」は続きます。
「あんなことしていて今日一日どんなことしてたの?」とかで更に引っ張ります。
この繰り返し言葉は赤ちゃんにも最初に覚える言葉に似ています。
「ワンワン」「ニャンニャン」などです。
会話に面白味を加えて繰り返すことで覚えて貰い安い効果もあります。
初対面の人との会話術です。
覚えて貰うことが次にも繋がりますから。
この会話で怒ったり不貞腐れる方は要注意人物になります。
お酒の席は会話とお酒を楽しむところです。
会話を楽しめないのは癖があると思うからです。
これは、あくまで私の考えです。
しかしながら、雑談は縁を繋ぐものだと思います。