雨のち晴れ人生なんてそんなもの

~桜の如く~居酒屋ママの呟き

雨のち晴れ人生なんてそんなものNo15 めし処から居酒屋へ

お題「雨のち晴れ人生なんてそんなもの」

マイお題です。

「雨のち晴人生なんてそんなもの」の連載ブログもNo15になります。

Hさんの協力を得て店を開業することができました。

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開業準備していると読売新聞の勧誘の方が来ました。

この方は、今も尚、来てくれる常連様Y様です。

最初は近く店の近くでパートの仕事をしていたため元同僚が来てくれました。

が、そのうち、お客様が少なくなっていきました。

店を経営すると事に安易な考えがありました。

料理が好きで美味しければ大丈夫だと思っていました。

しかしながら、道を隔てた向かいには「くら寿司」「サイゼリヤ」。

その横には、老舗ラーメン屋、スーパーなど飲食店の強豪がひしめいています。

看板は目立つのですが、集客に結びつかない。

そんな時、Yさんが昼ご飯を食べに来てくれました。

経営状況を伝えると昼間は強豪が多過ぎ、居酒屋にすればどうや?と言われました。

同じビルに入っているお店は全て夕方から営業を開始する店ばかりです。

私が一人者ならパートナーがいないなら直ぐに居酒屋にしました。

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大好きな人ができ少しでも一緒にいたい。

でも、このままでは家賃さえ払えなくなり兼ねない。

Hさんに相談すると「お前の夢やろ、やれよ。俺も行くから」と言ってくれたのですが、まだ悩んでいると、「平均寿命まで40年以上ある。その間一緒や。せっかく夢叶えたから頑張れ!10年店が続いたら一緒にやったるさかい」

と励まされ試験段階に週末金曜日、土曜日は居酒屋として夜も開ける事になりました。

しかし問題が起こります。

私は、水商売経験者ですがスナック、ラウンジ、クラブなら勤めた経験もありましたが、居酒屋に行ったことがなかったのです。

何をどうすればいいのかわからない。

Hさんは「話すより実際に行ったほうが早いと何度か居酒屋連れて行ってくれました。

見よう見まねでの居酒屋経営が始まりました。

昼間めし処として開ける一週間より、たった2日の居酒屋の方が売り上げは格段にいい。

常連様も直ぐに増えます。

そのうち毎日開けて欲しいと言われるようになりました。

かくして、「めし処」から「居酒屋」になったのでした。

和歌山は駐車場がなくては敬遠されます。

店の前には2台の駐車スペースがあるのですが、私が居酒屋をするようになると、駐車場戦争が勃発しました。