いびつな形のおにぎりに秘められた子供の思い だから頑張れた
私が小学生の頃年に数回、お弁当の日がありました。
ご飯は何もかかっていないままで、おにぎりやふりかけが凄く羨ましかったのを覚えております。
今は、おにぎりはコンビニでも買えますが私が小学生の頃は田舎だと言う事もあったありませんでした。
今は、素手で握ったおにぎりを食べられないと方もいるようです。
衛生面から言うと然りだと思います。
おにぎりは一緒に愛情を握られている感じがして好きですね。
おかか、昆布、鮭など真ん中に入れられたのもあれば混ぜたのもあります。
個人的には均等に具が入っている混ぜたものが好きです。
私がおにぎりを作る時はラップにご飯を敷いてからラップごと握ります。
おにぎりと言えば焼きおにぎりも美味しいです。
我が家には「梅みそ」を常備しています。
前回、ブログでもご紹介したと思いますが、「梅みそ」は焼肉のタレだとあっさりとおでんサラダにも合います。
私の店の居酒屋でも「梅みそ」焼きおにぎりがメニューにあります。
日曜日はこの「梅みそ」焼きおにぎりが朝食兼昼食の定番です。
*「梅みそ」の作り方
材料 梅 2,3粒
みりん 大さじ2
味噌 大さじ2
好みで砂糖
作り方
梅は種をとりまな板の上で叩きながら潰す。
すり鉢に材料を入れ梅を更に潰しながら混ぜる。
出来上がり。
甘いのが好きならば好み加える。
このブログを読んでくれている方はわかってくれていると思いますが、子供の頃はおにぎりに無縁でした。
おにぎりを作る暇があるならパチンコに行く母親でしたから。
しかしながら、私が元旦那と離婚して子供3人を育てないといけなくなった時、昼間の仕事と水商売を掛け持ちします。
仕事が精一杯で家の事は子供達がやってくれました。
夜遅く、殆ど2時位にラウンジから帰って来るとテーブルには、おにぎりと手紙がありました。
丸なのか三角なのかわからないとてもいびつなおにぎりでした。
手紙には「おかえり。はやく寝なぁよ。」とそっけないものです。
寝る時間のない私への思いやりでしょう。
後で聞いた離しだとこのおにぎりは小4の次男が毎回作ってくれていたそうです。
次男によると兄ちゃんや姉ちゃんみたいに家のお手伝いがいっぱいできないからせめて、母さんのおにぎりは作ると言ったそうです。
離婚前は料理などしたことがない次男の渾身のおにぎり。
嬉しくて涙がでました。
私にとっておにぎりは、母の味ではなく子供の真心の味が思い出です。