親ガチャを嘆く子供達 親が嫌いでも自分の道を見つけて欲しい
「親ガチャを嘆く子供達」と言うタイトルのネットニュースがありました。
もっと裕福な家庭に生まれたかった。
そう嘆くのです。
けれど、親も貧乏になりたかった訳ではありません。
裕福な家庭に生まれても自由がない場合もあります。
現在皇室では眞子内親王が小室さんとの結婚が話題になっています。
小室さんの家庭事情はわかりませんが、多分お金には絶対困らない皇室とは違うのはわかります。
もし、眞子様に子供が生まれ、小室さんが貧乏になったならその子はやはり「親ガチャを間違った」となるのでしょうか?
多分大丈夫でしょうが…
そんな事を考えて結婚する方は少ないと思います。
昔は貧乏な家庭に生まれ大出世をする人もたくさんいました。
が、それができなくなったのは、時代の流れと背景にあると思います。
愛情いっぱいに育てられた子もいますが、一方で虐待され命を落とす子もいます。
「親ガチャを嘆く」事で自分を鼓舞しているようにも思います。
このブログの中で「雨のち晴人生なんてそんなもの」を書かせて貰いNo1のタイトルにも書いた通り私は両親が嫌いでした。
小さい頃は貧乏でしたが、小学校位に地方公務員になった父。
裕福ではないがそれなりに満たされていたと思います。
母は小さい頃とても貧乏だったと聞いています。
だからかもしれませんが、お金に余裕が出た時パチンコに狂ったのでしょう。
俗に言う依存症なのかもしれませんが借金を作る程ではありませんでした。
だからこそ、両親は仲が良かったのかもしれません。
小学校に入ったばかりの私を構ってくれる事もパチンコばかりでありませんが、、暴力はありませんでした。
私の記憶に忘れられないのが、当時は土曜日も学校があり給食はありません。
食事の支度などしてくれていません。
いつもの事ですが、お腹が空いて家にあったカップラーメンを食べて凄く怒られたのを覚えています。
女の子なら自分で作れと言われましたが、小学校に入ったばかりの私に作れるものなどなく我慢するしかありませんでした。
母親も女なのに料理しないやん、と思ってました。
夕食は決まって外食。
と言ってもうどん屋さんかラーメン屋さんたまに中華料理でした。
しかし、両親がそこにいる時間を逃すと、夕食はありません。
お腹が空いたら寝る事を覚えた私です。
だから、ご飯だけは子供達にいっぱい食べさせたくてシングルマザーでも頑張りました。
決して良いものではありません。
月に一回の外食は吉野家でしたから。
そんな家庭に育ってもとても私を大切にしてくれ、お母さんの子で良かったと言ってくれます。
「親ガチャを嘆く」事はただの愚痴なのかもしれません。
いずれにせよ自分の道は自分で切り開いていかなければならないのです。
いつまでも親のすねをかじっていられない事を気付いて欲しいと思います。