雨のち晴れ人生なんてそんなものNo13 好転!ストーカーから逃げて地元へ
マイお題に設定させていただいております。
私の人生を書いた「雨のち晴人生なんてそんなもの」もNo13になり少しずつ好転していきます。
既に私は中年で長男は25歳、長女は18歳、次男は15歳になっています。
名古屋の保護施設に逃げた私達は穏やか生活を送ることができましたが、施設から一歩出ると危険な事が待っていました。
ある日、ゴミ出しに行った時、Kさんのような人影を目撃したのです。
更に、施設にはお風呂がないので、銭湯に行きます。
その時も何度も目撃したのでした。
勿論、施設内は関係者以外立ち入り禁止ですので入って来ることはありません。
Kさんも昼間は仕事なので早朝、夕方以降と日曜日に気をつければ外出もできました。
そんなある日の昼間、私は買い物に1人で出かけました。
待っていましたとばかりに腕を掴まれます。
昼間は大丈夫と思っていたため警戒しないで外に出たのもいけなかったのでしょう。
怖さのあまり声が出ない。
振り払おうとしてもダメです。
偶然パトカーが通りました。
Kさんは悪いことをしている意識があったのか手の力が緩みました。
手を振りほどいて走って逃げます。
近くのスーパーに入りトイレに駆け込み警察に電話。
以前から相談をしていた為に直ぐ対応してくれました。
この事は、生活保護の方の耳に入り、危険だから地元に帰ることを許されます。
地元に帰って直ぐ、住民票などの閲覧制限をかけて貰いました。
生活保護の担当の方のお陰で地元に帰ることができましたが、所持金はありません。
仕方なく、また、市役所に行き、生活保護のお世話になります。
帰ってきてNo10で紹介したHさんと連絡を取ります。
Hさんは高知でや名古屋でいる時も電話で色々相談に乗ってくれていました。
ずっと支えてくえたHさんに挨拶に行きます。
お食事をご馳走になり、今度は家に遊びに来てれる約束をしました。
私は、職探しをします。
幸い、昼間のパートも直ぐにみつかります。
更に、夜も週に3日位いきました。
生活保護も直ぐに辞めました。
Hさんは、たまに、我が家に来て食事をする関係になっていました。
無口だけどいつもニコニコしている職人さんです。
いつしか子供達とも仲良くなって行きます。
私の人生に晴れ間の兆しがやってきます。