雨のち晴人生なんてそんなものNo3 義母の介護と長男の高校辞める
雨のち晴人生なんてそんなものの3話目になります。
それまでのお話しは前ブログをご覧ください。
第三子、次男が生まれて暫くした頃、足が悪いと寝ることが多くなります。
すると、私に毎日、元旦那は義母に毎日弁当を作るように強要してきました。
作ってもいいけど持って行くのは無理。
子供3人に内職もありましたから。
と言うと元旦那は仕事中でもせっせと義母に運びました。
タクシーの運転手ですから時間の都合はつけられます。
そして、元旦那は義姉の悪口が加速するのでした。
義姉は義母のお洗濯やら病院にも連れて行っていました。
義姉も子供3人いるのに。
あまり動かなくなると寝たきりに近くなります。
元旦那は義母を連れてきたいと言い出しました。
私は猛反対。
それが気に入らないのか、家庭内暴力は悪化します。
長男と次男とは10歳の差があり既に高校生の長男は力も強くなってきました。
標的は力の弱い、長女と次男でした。
時には中学生になった思春期の長女のパンツを下ろし殴る蹴る。
髪を掴んで引きずり回す。
小学校低学年の次男を殴る。
勿論、私も黙っていません。
結構当時、太っていた私の武器は体当たりでした。
何度も体当たりして玄関から落としたことも。
しかし、所詮女の力です。
馬乗りになりあばら骨にひびが入ったことやピックのようなもので刺されたことも。
そんな修羅場に帰ってきた長男は元旦那と取っ組み合いの喧嘩をします。
離婚すると言うと「愛してるから」と泣きながら謝るのです。
結局、義母は介護施設でお世話になりました。
ある日介護施設の方から衝撃的なことを聞かされました。
なんと、3度の食事時間に元旦那が行き、あ~んしてご飯を食べさせている。
着替えを裸にして全部代えさせているでした。
義母は足が悪いだけです。
食事も着替えもひとりでできます。
手を繋いだり横に座ったり恋人同士ようだと。
しかし、病院へ行ってくれると家にいないので平和です。
何も言いませんでした。
そんな時、事件が起こります。
次男が熱を出したのです。
そんな時の為に元旦那に内緒で一万円だけ隠していました。
そのお金を財布に入れようとした時、元旦那に見つかったのです。
「へ~まだそんな金あったんや。くれっ!」
「あかん。次男を病院に連れて行きたいから」
「寝かしといたら治るわ」
財布をひったくろうとします。
取られまいと必死の抵抗しますが、脇腹の辺りを蹴られ取られてしまったのです。
ニコニコしながら出て行く元旦那。
後ろ姿を見ながら、悔しさと脇腹の痛さに涙が出てきました。
何事だと長男が二階から降りて来ました。
訳を話すと「母さんもういいわ。俺、高校やめて働く。親父と離婚しろ。」と
続きはまた次回。
この後、実家での修羅場と実家の針の筵が待っています。