見て覚えるは古い?
人には見て覚える機能が備わっているのだと思います。
機能と言うと語弊があるかもしれませんが。
赤ちゃんは母親を見て覚えるのです。
しかし、現在は見て覚えるは指導のできない人と認定せれがちです。
私の若い頃はなんでも見て覚えることでした。
しかし、現在は、マニュアルやレシピと言った文章にしなくてはならなくなってきています。
その結果、マニュアルでしか動けない若者さえでてきています。
見て覚えるは原始的なのかもしれませんが、基本だと思うのです。
文章では解り辛いからYouTubeなどが流行ってきてのではないでしょうか。
大筋はマニュアル化しますが、後は現場で見てやって覚えます。
マニュアルも大企業ではあります。
私の店にような小さなところではマニュアルなんか作りませんし、そもそも、作っている時間さえありません。
そんな店でも、前回お話しした、障がいのある女の子は一生懸命メモをとっていました。
帰ってからも私の会話術なども書き留めたと聞いています。
本当に頑張り屋さんでした。
見て覚えるを拒否したら空っぽの知識だけしか残らない気がします。
時代遅れだと言われても見て覚えるの重要性は否めないのではないでしょうか。