心と体の温もり
パソコン、スマホの発達により文字を書かなくなりました。
連絡もlineで済ませることができます。
お仕事では、チャットワークやSkypeなどでやり取り、どんな声をしているのかわかりません。
昭和世代の私は、彼氏が出来ると、家に電話があるのに、10円玉をいっぱい持って公衆電話に行ったものです。
かけても彼氏が出るとは限りません。
親が出たらどうしよう、とハラハラしながらかけたものです。
彼氏のやり取りに交換日記なるものをしました。
文通なるものも流行っていました。
見ず知らずの人と手紙のやり取りで親交を深めるのです。
まるで、平安時代のように、噂と琴、筆跡などから恋愛するみたいに。
待っている間のワクワク感とキュンキュンする心。
恋って切ないものですみたいに。
時代が変わると便利になりますが失うものもあります。
文字を書かなくても勝手に手紙を書いてくれるようになるのです。
機械で書かれた綺麗な字。
筆跡から性格をなんとなく判断することもなくなります。
便利になりすぎて運動しなくなり、お金を払ってジムに通う。
汗臭いのはダメだからと運動の後は直ぐお風呂に入れます。
私は、匂いフェチなところがあるので、汗臭いの嫌いではありません。
彼氏、彼女の残り香なんて、今は香水やコロンなんですね。
作り物ばかりでそのうち、人間とAIの区別をつかなくなるのかも。
でも、唯一、心と体の温もりは真似できないと思います。