雨のち晴れ人生なんてそんなもの

~桜の如く~居酒屋ママの呟き

お袋の味と家庭の味は違う?

家庭の味と言われるものがあります。

男性にとって独身時代がお袋の味で結婚してからが家庭の味だと思います。

お袋の味を見習え!と偉そうに宣う男性もいます。

お袋の味は家庭の味とは違うと思うには私だけでしょうか?

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そもそも、結婚した妻が旦那様にご飯を作ってあげるてるのは結婚の年数と同じ。

結婚した時点で16年(女性が結婚できる年齢)は長くお料理を作っています。

母親は、16年の間にスキルアップし上手になっています。

しかしながら、男性は、お袋の味にこだわり妻に文句をいう事さえあります。

今の世の中、女性が料理を担当と決められていませんが。

母親と同じ料理の腕を望むのです。

私の時代、母から料理なんて教わったことはありませんが、大さじ〇杯だとかカップ○○㏄だとかで教えて貰えません。

大体こんだけでした。

微妙な量の味付けが家庭の味になるのだと思います。

私の場合、民宿でお料理を作っている時、暫く来ていた自称元京都の板前さんが煮物を作っている時横目で見ながら量を覚えたものです。

昔は、見て覚えるだったからです。

煮物なんて入れる調味料はほぼ同じ。

違うのは調味料の量とおだしと<愛情>。

<愛情>は、母の愛情と妻の愛情では異なります。

母が多少怒っていても料理の味にあんまり影響はありませんが、妻だとなんだか美味しく感じないものです。

大根おろしは怒りながらおろすと辛くなる、と言われたことがありますが、おろすスピードが異なるからでしょう。

しかも妻の愛情は永遠に不滅ではありません。

旦那様に影響されます。

煮物は特に煮ている時間と放置の時間で味に差がでます。

お醬油なんて地域で味が違いますからね。

だから、実家と我が家では味の違いも出ます。

結婚すれば母親と暮らしていた何倍も妻と一緒にいます。

お袋の味は小さい頃の思い出も含めての味です。

妻の家庭の味で良き思い出を作り人生の終わりに最高の味だと思えるはずです。

お袋の味に拘らず家庭の味を大切にして下さい。

それが夫婦円満の秘訣でもあるのです。