ツッパる事が勲章?でも時代の流れには逆らえない
「俺は昔、やんちゃだった」
「俺は昔、暴走族の総長だった」
「俺のバックにヤクザがいる」
中年以降の殿方が自慢気に話します。
何故に殿方は、「やんちゃ」を自慢をするのでしょう?
昔の事なんて関係ないのに。
女性が「私、昔、綺麗だった」
「私、昔、スタイル抜群だった」と言うと、若いから当たり前みたいに言われるのに。
統計によると男性が女性を選ぶ時重要視するのが、1位、顔・2位、スタイル・3位、性格だそうです。
第一印象は、顔で決まるのですね。
性格なんて会った瞬間わかるものではないです。
男性は、綺麗な女性のタイプを連れて歩きたいそうですね。
それって、他力本願的に思えます。
最初に書いた言葉も、バックにヤクザ、暴走族も本人が凄いのではありません。
ヤクザと暴走族が凄いのです。
ちょっと書き方に違和感が出ました。
凄いと言う名詞を使うとおかしいですがどう表現していいのかわかりません。
美人を然りです。
どうして、自分をアピールするのに、昔なのでしょう?
ズバリ、現在自慢できるところがないからです。
自身から見て力強さがアピールなんでしょう。
大手企業に勤めているとか言い難いし、例え勤めていても企業で使える存在でなかったりします。
私はもう若くありません。
今更、お金があっても贅沢の仕方がわかりません。
居酒屋経営という職業ですから、男性経験もそれなりに一般の女性よりは多いと思います。
気を惹こうとお話しされるのはわかるのですが。
男性のおしゃべりさんは少ないです。
会話の仕方がわからないのかもしれません。
男性は、1日に発する単語数は、平均7000語。
女性は、20000語と言われます。
寡黙な男性だともっと少ないでしょう。
男性は、それより少なくても平気ですが、女性は少ないとストレスになるそうです。
よって、男性は昔、凄かったより、女性におしゃべりをさせ聞く側に回る方が女性受けされます。
お客様男性も昔自慢をされる方がたくさんいますが、大半は今はさえないおじさんが多いです。
今をしっかり生き、お仕事してたまの息抜きにお店に来られ他愛ない話し、時々、社交辞令のように、口説きが入るそんな殿方がカッコイイと思います。
現在は「イケメン」がモテはやされていますが、その反面、器の大きい優しい男性も求められていると思うのは私だけでしょうか。