露店の怖いお兄さん現る!ピンチの後のご褒美? 【おまけ】浴衣の美しい着方
金魚すくいにわたあめ・ヨーヨーすくい・焼きそば・たこ焼き。
何を連想しますか?
夏祭りなどの露店ですね。
子供の頃はワクワクしましたね。
大好きなわたあめ食べて口の周りや手がベタベタになって、おまけに浴衣を汚して怒られ事も。
思春期を迎えた頃も!
何と言っても女を魅せるチャンス!
浴衣を着て、髪をアップにして、下駄を履いて。
下駄で歩く音がまた何とも可愛い音を奏でてくれるのです。
歩き慣れない下駄で足の親指と人差し指の間が痛くなったり。
蚊にもよく刺されました。
歩き難い下駄でつまずきそうになった時、太い逞しい腕に支えられ頬を染める。
2人は見つめ合い…
あっ!どこまで妄想するんじゃい!
そんなことがあったような無かったような。
コロナ禍で全国で夏祭りや花火が中止になったりしています。
また、予期せぬ事故もあったりしました。
おまけに暑さ!
ビールが旨い!なんて言ってる場合じゃない位。
しかし露店の食べ物はなぜあんなに美味しく感じるのでしょう。
作る方は必死なんですけどね。
私も和歌山市の大企業の食堂に勤めていたことがあります。
その時、「ぶんだら祭り」で露店を出すことになりました。
忙しくて目が回りそうでした。
スポンサーが大企業とあって他の露店より少し値段が安く設定していました。
当然、こちらに長い列ができます。
と、他の露店の怖そうな兄ちゃんが怒鳴り込んできたのです。
「お前とこがそんな安い値段で売るから客が来んやろ!責任者だせ!」
私は、恐々、責任者の方を見ると…居ない。
すると、ベテランのおばちゃんが「逃げたな」と言うのです。
どうも毎回こんな事があるらしく逃げるのだそうです。
ビール片手にふんぞり返っているだけの責任者。
肝心な時に逃げるとは…
「責任者が席を外していますので…」
「言うとけよ!」
と帰って行きました。
すると、何処からか責任者が帰ってきました。
頼りない責任者にイライラしたのを覚えています。
しかも終了後はさっさと帰りました。
終了後はたくさんのお好み焼きやフランクフルトや缶ジュース等をみんなで分けて貰って来ました。
「危ない目に合ってるから何にも言われへん。黙認してるよ」との事。
思いがけないご褒美に少し機嫌を直した厳禁な私です。
しかし、外で食べる方が断然美味しく感じますね。
特に大好きな人とハフハフしながな「あ~ン」てたこ焼きをムフッ♡
また、妄想が…
少しだけ(少しだけかい!)
真面目なお話を浴衣(着物)を美しく着るには、
*襟元・衣紋を美しく
*裾合わせ
*おはしょり
襟元・衣紋を美しく
よく素肌に浴衣を直に着る方がいます。
しかし、浴衣だけだと柔らか過ぎて襟元・衣紋が綺麗に決まりません。
長襦袢を着ましょう。
長襦袢には衿の部分に衿芯を入れましょう。
衣紋を空けすぎると水商売風になります。
拳ひとつ分程度までにしましょう。
裾合わせ
少し長めがいいでしょう。
長めと言っても引きずる程ではありません。
あしのくるぶしが目安です。
短いと子供っぽく見え長すぎると歩き難く躓いたりします。
おはしょり
お腹の折り返し部分のことです。
ここも多いと子供っぽく見えます。
低身長の方はご注意下さいね。
おわりに
浴衣を着るとテンションが上がりますね。
くれぐれも
上がったからと言って走り回らないで下さいね。(そんな人おらんやろ)
大好きな人となら尚更です。
片手で裾を抑えながら歩くと女子力アップ。
人が多いところでは、扇子などをお持ち下さい。
扇子に小さな鈴をつけてみて下さい。
可愛い音に同じく女子力アップ。
はぐれた時も探してもらいやすくなります。
この夏、コロナ禍で浴衣を着る機会が少ないかもしれませんが、お召しになる事をオススメします。
Enjoy summer!